💡屋根・外壁塗装のお役立ち情報⑲💡「外壁からの雨漏れ時の補修方法」 | 外壁塗装なら諫早市にある外壁塗装専門店にご依頼ください

☔外壁からの雨漏りしている場合の補修方法☔

✅塗膜劣化による雨漏り

塗膜(塗料の膜のこと)が劣化している場合、防水機能がなくなり雨水が外壁材に染み込んでしまい、壁内部を腐食させる恐れがあります。

一部分の塗膜が劣化して雨漏りしているということは、外壁全体の塗膜が劣化していることになるため、できるだけ早い補修が必要です。

外壁塗装を行うことで防水機能は復活しますが、雨漏りが発生しているとなると、外壁の内部まで水が浸透しており、木材に腐食が発生している可能性もあります。内部の損傷が激しい場合は、外壁の下地材などを交換する必要があります。

塗膜劣化による雨漏りの場合は、雨漏りしている部分だけ補修しても、また別の箇所に雨漏りが発生する可能性が高いので、雨漏りを確認次第、できるだけ早めに業者に連絡して工事を行うようにしてくだい。

✅サッシ廻りの雨漏り

サッシ廻りにはシーリング材がしてありますが、それが劣化で傷んだり、サッシを固定するビス・釘が緩んでしまうことがあります。この隙間から雨水が浸入して雨漏りを起こす場合もあります。

この場合、古いシーリング材の上に新しいシーリング材を充填する「打ち増し」や、古いシーリング材を撤去して新しいシーリング材を充填する「打ち替え」をして補修します。

サッシが歪んで雨漏りが発生している場合は、正常な位置に固定するか、サッシの交換をして補修します。

✅サイディングのシーリング材の劣化による雨漏り

サイディング(板状の外壁材)の目地にもシーリング材が使用されています。このシーリング材は外壁材よりも劣化が早く、経年劣化で痩せ・ひび割れが発生し、雨漏りを引き起こす原因となります。

サイディングの目地のシーリング材が劣化した場合は、既存のシーリングを撤去し、新たに充填します。

✅外壁のひび割れが原因の雨漏り

外壁にひび割れが発生した場合、その隙間から雨水が浸入し雨漏りを引き起こすこととなります。軽いものであれば、パテやシーリング材を充填して隙間を埋めることで補修できます。

ひび割れが中程度の場合、モルタル外壁(セメントと砂と水を混ぜ合わせた外壁)であればパテやシーリング材で充填した後に弾性塗料で塗装し補修します。サイディングの外壁材でひび割れが中程度の場合は、ひび割れた部分のパネルを交換して補修する場合もあります。

しかし、ひび割れ具合がひどかったり、箇所が多い場合は全体的な補修が必要となるケースもあります。その場合、モルタル外壁やサイディング外壁は、カバー工法(今の外壁材に新しい外壁材を被せる)や全体的な張り替えをしなければいけなくなる可能性が高くなります。

✅幕板から雨水が浸入している雨漏り

サイディングの外壁に設置されている幕板(1階と2階の間などにある横長の板)は、デザイン性を高くし、横の目地を隠す役割があります。幕板に隠されているシーリング材は、傷んでいても見えにくいため、気づかないうちに劣化が進んでしまい、雨漏りを発生させてしまうことがあります。

特に普段目につきにくい箇所であるため、雨漏りが発生してしまってから気付くことも少なくありません。

幕板から雨漏りした場合も、主に目地に充填してあるシーリング材が原因であることが多く、他のケースと同様、シーリング材の撤去や充填を行い補修します。

✅水切り金具の劣化による雨漏り

異なる部材同士を接合する部分には、雨漏りしないよう水切り金具が使用されています。その金具が腐食することで雨漏りの原因となってしまう場合があります。

軽い劣化の場合、シーリング材で固定しますが、劣化症状が進んでいくと、水切り金具の交換や、水切り金具が足りない部分に増設するなどの補修が必要となってきます。